今日も夢の中で叫んでいた。泥棒に何か盗まれる。
私は怒りに任せて、逮捕された泥棒をののしる。
そんな夢。苦しい。一体、何を盗られたというのだろう。自分を守ろうとして必死らしい。何が自分を抑圧しているのか分からないけど、とにかく平穏な一日の終わりに、私は夢の中で、現実では考えられないパワーで叫ぶ、叫ぶ、叫ぶ。
目覚めて気づく。私は穏やかに装っている、もしくは演じているだけで、深いところでは、爆弾を抱えているのだと。他の人もみんなもそうなのかな。私は甘えていて、忍耐力が足りないだけなのかな。
叫ぶ夢はトラブルの暗示らしい。それが本当なら、もう何日も続けて夢の中で叫び続けているので、かなり危険だな。
私は怒りに任せて、逮捕された泥棒をののしる。
そんな夢。苦しい。一体、何を盗られたというのだろう。自分を守ろうとして必死らしい。何が自分を抑圧しているのか分からないけど、とにかく平穏な一日の終わりに、私は夢の中で、現実では考えられないパワーで叫ぶ、叫ぶ、叫ぶ。
目覚めて気づく。私は穏やかに装っている、もしくは演じているだけで、深いところでは、爆弾を抱えているのだと。他の人もみんなもそうなのかな。私は甘えていて、忍耐力が足りないだけなのかな。
叫ぶ夢はトラブルの暗示らしい。それが本当なら、もう何日も続けて夢の中で叫び続けているので、かなり危険だな。
奇妙な生き物の家族と大久保
2004年6月27日 夢寝ていると、黒い塊が布団を横切った。ムムッ、ゴキか!と恐る恐る確認すると、あれれ、奇妙な生き物。ミッキーマウスみたい。2足歩行をし、ブルーのチョッキを着ている。チョロチョロと階段を下りて地下に入っていった。家族会議の声が聞こえる。
偵察したところ、ここはなかなか住み心地もよさそうだ。とりあえず、当面の資金を調達してくるよ。何処にお金があるかわかったから!
また出てきた。机の引き出しからお札を一枚盗んだ。そこで、御用!やい、返せ!1000円札を握り締めていた。
ウチに棲むのはかまわないけど、お金は盗むなよ。食べ物は少しあげるからと、その奇妙なブルーのチョッキに話す。チョロチョロ家族が出てきて、なんとなく共同生活が始まることに。
地下への階段を下りると、会議をしていた。壇上には、サッカーの大久保が。後ろの方の席に座って、遠くからみつめる。こっちに歩いてきた。きゃ〜、デカイ。ドキドキ。そして、何故か大久保が私に指輪をくれる。わ〜い、大ファンなんです〜と私は大騒ぎ。眼がハート!
というところで目が覚めた。なんだか笑っちゃうベタないい夢だ。でも、なんとなくトホホ。
偵察したところ、ここはなかなか住み心地もよさそうだ。とりあえず、当面の資金を調達してくるよ。何処にお金があるかわかったから!
また出てきた。机の引き出しからお札を一枚盗んだ。そこで、御用!やい、返せ!1000円札を握り締めていた。
ウチに棲むのはかまわないけど、お金は盗むなよ。食べ物は少しあげるからと、その奇妙なブルーのチョッキに話す。チョロチョロ家族が出てきて、なんとなく共同生活が始まることに。
地下への階段を下りると、会議をしていた。壇上には、サッカーの大久保が。後ろの方の席に座って、遠くからみつめる。こっちに歩いてきた。きゃ〜、デカイ。ドキドキ。そして、何故か大久保が私に指輪をくれる。わ〜い、大ファンなんです〜と私は大騒ぎ。眼がハート!
というところで目が覚めた。なんだか笑っちゃうベタないい夢だ。でも、なんとなくトホホ。
水辺の夢をみた。
粉雪に埋め尽くされた真っ白な土手を滑り降り、そこに流れる水に手をつける。
うごめく水の感触。
インドのガンジスの上流、ビートルズがヨガの修行をしていたリシケシの風景のトーンと似ていた。
目覚めて、思った。
水が足りない。とうとうと流れる水。よせてはかえし揺らぐ水。
たくさんの水をみたい、という衝動が湧いてきた。
海。海に行ってないな。
病気だったとき、ある神主さんから私への託宣を賜った。
その中に「水辺は避けるように」というのがあった。
それ以来、なんとなしに山の方へ意識が向いていたような気がする。
折り返して、いまはミズ。
そんな気持ちに比例して、今日も雨。雨音が心地いい。
お休みなので、お家でにゃんことのんびり。
トラはいつも、私の傍でとぐろを巻いている。
PCをしていると机に乗ってきて、ノート型の画面の後ろの影の空間にはさまって寝る。画面の横から三角耳を出し、液晶をみつめる私の視野の端に入りちょこっと主張する。
長時間PCに向かっていて、その存在を忘れた頃、ふとみるとトラはそのままの位置でひっくりかえって口を開けて寝ている。たまらなく愛しい〜。2台のカメラでその姿を飽きるまで撮影。
こんな具合で、私が机に向かうと、何してるの?とやってきてはそばに陣取ってテキトウに遊んでいる。
たいそうにかわいい。けれど、問題もある。
私が、書の筆を持つときだ。トラはちょうど、半紙おさえた文鎮の向かい側に陣取る。体制を低くして構えのポーズ。視点は筆に固定。墨をふくむ動きをじっと見ていて、いざ紙に書き始めた瞬間、筆先にパーンチ!
げっ〜〜〜。紙はぐちゃぐちゃ。ピンクの肉球は…。
あわててトラの手をガシッとつかんで、墨をぬぐう。この肉球で家の中を歩き回られたら、たまったもんじゃない。
さて、気を取り直していざ入魂の一筆、その瞬間、これまた入魂の猫パンチ!
ああ〜、とても大筆なんてやってられない〜。大筆の先なんて、まさにねこじゃらしだもんな…。
書の練習はやむなく中止。面相筆に持ち替え、猫パンチを牽制しながら絵の続きにとりかかる。
面相の細筆先では、獲物としては小さすぎてつまらないらしくあまり興味を示さない。でもここで安堵してはならない。過去に何度、絵に夢中になっているときに、ボディアタックされ、あああ〜となったことか!
それでも、かわいくてかわいくて、本当にかわいくてたまらないのです。
そうそう、この子達と離れるのが嫌で、遠くの海に行ってなかったのだな…。
しばらくは夢の中で、泳いでいよう。
粉雪に埋め尽くされた真っ白な土手を滑り降り、そこに流れる水に手をつける。
うごめく水の感触。
インドのガンジスの上流、ビートルズがヨガの修行をしていたリシケシの風景のトーンと似ていた。
目覚めて、思った。
水が足りない。とうとうと流れる水。よせてはかえし揺らぐ水。
たくさんの水をみたい、という衝動が湧いてきた。
海。海に行ってないな。
病気だったとき、ある神主さんから私への託宣を賜った。
その中に「水辺は避けるように」というのがあった。
それ以来、なんとなしに山の方へ意識が向いていたような気がする。
折り返して、いまはミズ。
そんな気持ちに比例して、今日も雨。雨音が心地いい。
お休みなので、お家でにゃんことのんびり。
トラはいつも、私の傍でとぐろを巻いている。
PCをしていると机に乗ってきて、ノート型の画面の後ろの影の空間にはさまって寝る。画面の横から三角耳を出し、液晶をみつめる私の視野の端に入りちょこっと主張する。
長時間PCに向かっていて、その存在を忘れた頃、ふとみるとトラはそのままの位置でひっくりかえって口を開けて寝ている。たまらなく愛しい〜。2台のカメラでその姿を飽きるまで撮影。
こんな具合で、私が机に向かうと、何してるの?とやってきてはそばに陣取ってテキトウに遊んでいる。
たいそうにかわいい。けれど、問題もある。
私が、書の筆を持つときだ。トラはちょうど、半紙おさえた文鎮の向かい側に陣取る。体制を低くして構えのポーズ。視点は筆に固定。墨をふくむ動きをじっと見ていて、いざ紙に書き始めた瞬間、筆先にパーンチ!
げっ〜〜〜。紙はぐちゃぐちゃ。ピンクの肉球は…。
あわててトラの手をガシッとつかんで、墨をぬぐう。この肉球で家の中を歩き回られたら、たまったもんじゃない。
さて、気を取り直していざ入魂の一筆、その瞬間、これまた入魂の猫パンチ!
ああ〜、とても大筆なんてやってられない〜。大筆の先なんて、まさにねこじゃらしだもんな…。
書の練習はやむなく中止。面相筆に持ち替え、猫パンチを牽制しながら絵の続きにとりかかる。
面相の細筆先では、獲物としては小さすぎてつまらないらしくあまり興味を示さない。でもここで安堵してはならない。過去に何度、絵に夢中になっているときに、ボディアタックされ、あああ〜となったことか!
それでも、かわいくてかわいくて、本当にかわいくてたまらないのです。
そうそう、この子達と離れるのが嫌で、遠くの海に行ってなかったのだな…。
しばらくは夢の中で、泳いでいよう。
小さな犬が、コロッコロッ。
私の方に向かってかけてくる。
あと1mというところで、前足がスパーンと斬れる。
切れた足先が宙に舞う。
こんな夢をみるのは、寝る前に「KILL BILL」のDVDを観たから。
映像はそのまんまぐさりと刻まれ、私はスグにそれを夢に映してしまう。だから、近頃ニュースを観るのがこわい。
戦争のニュース。人間の心の闇をレリーフにした事件。
そんなニュースをみた夜、ミサイルは私の街に飛んできて、出刃包丁の刃はコチラを向いて光る。
叫ぶ声。暗い雲。赤い空。
遠い出来事とあっさり思うことができない。
けれど、それを受け止めるチカラがない。
たちむかう、覚悟と勇気がない。
物語の勇者にあこがれるのは、そのせいだろうか。
ツヨクなる前に、歳ばかり重ねてしまった。
瞳を閉じて、みないふり。
雨が降る。冷たい雨が降る。
私の方に向かってかけてくる。
あと1mというところで、前足がスパーンと斬れる。
切れた足先が宙に舞う。
こんな夢をみるのは、寝る前に「KILL BILL」のDVDを観たから。
映像はそのまんまぐさりと刻まれ、私はスグにそれを夢に映してしまう。だから、近頃ニュースを観るのがこわい。
戦争のニュース。人間の心の闇をレリーフにした事件。
そんなニュースをみた夜、ミサイルは私の街に飛んできて、出刃包丁の刃はコチラを向いて光る。
叫ぶ声。暗い雲。赤い空。
遠い出来事とあっさり思うことができない。
けれど、それを受け止めるチカラがない。
たちむかう、覚悟と勇気がない。
物語の勇者にあこがれるのは、そのせいだろうか。
ツヨクなる前に、歳ばかり重ねてしまった。
瞳を閉じて、みないふり。
雨が降る。冷たい雨が降る。
低い雲間からのヒカリ
2004年5月16日 夢覆われている。
このところずっと、灰色がかった低い雲に覆われている。
どんな色も鮮やかに飛び込んでこない。
なんにも響いてこない。
なんとなく足取りが重い。
食べ物を美味しいと感じない。
2センチ浮いている。薄い膜の中。
猫のお腹に顔をうずめ、訳もなく泣いてみる。
いつだって、ここはあたたかい。
高層のビルが並ぶカプセルのような施設で、
私は数年ぶりに弓道をしようとしている。
胴衣に着替え、道具をひとつひとつレンタルしながら揃える。
矢がない。短いものしか見つからない。
やっと明るいブルーのシャフトの矢を4本見つける。
ところがその時、施設の利用時間が終了。
結局、矢をはなてずに立ち去る。
その途中で、悲鳴。
グレーのワンピースを着たお母さんが叫んでいる。
レンガ色の橋の上で子供が倒れていた。
リプレイ。
乳母車に乗った子供。その車に、走ってきた別の子供が飛び込み、大きくバランスを崩す。乳母車から子供がポーンと高く舞い上がり、どさっと地面に叩きつけられる。子供の顔面のアップ。泡を吹き、目が飛び出ている。
号泣し近寄る母。
その様子を、私は橋の上からみつめる。
一体なんでこんな夢なんだろう?
このところずっと、灰色がかった低い雲に覆われている。
どんな色も鮮やかに飛び込んでこない。
なんにも響いてこない。
なんとなく足取りが重い。
食べ物を美味しいと感じない。
2センチ浮いている。薄い膜の中。
猫のお腹に顔をうずめ、訳もなく泣いてみる。
いつだって、ここはあたたかい。
高層のビルが並ぶカプセルのような施設で、
私は数年ぶりに弓道をしようとしている。
胴衣に着替え、道具をひとつひとつレンタルしながら揃える。
矢がない。短いものしか見つからない。
やっと明るいブルーのシャフトの矢を4本見つける。
ところがその時、施設の利用時間が終了。
結局、矢をはなてずに立ち去る。
その途中で、悲鳴。
グレーのワンピースを着たお母さんが叫んでいる。
レンガ色の橋の上で子供が倒れていた。
リプレイ。
乳母車に乗った子供。その車に、走ってきた別の子供が飛び込み、大きくバランスを崩す。乳母車から子供がポーンと高く舞い上がり、どさっと地面に叩きつけられる。子供の顔面のアップ。泡を吹き、目が飛び出ている。
号泣し近寄る母。
その様子を、私は橋の上からみつめる。
一体なんでこんな夢なんだろう?