Oh,pygmies!

2004年9月11日 音楽
ピグミーのCDを聴いていて、あまりのDEEPさに撃沈。
最近、しっくりくる音楽がなくて困っている。大好きなcalmのCDはあまりに聴きすぎて、どれもいい加減、新鮮さに欠ける。かといってよい新作もゲットできず、現在、音難民。
仕方なく棚の奥底からCDを引っ張りだす。一時期、モーレツにはまっていたピグミーの音楽。超ド級のエスニック音源である。
ギター名人さんの家でこの音に遭遇してから、一発でやられてしまった。ピグミーでもアカ族はどうだ、バガ族はこうだと、かなりマニアックなところまで足を踏み入れ、一気にピグミー音源コレクターとなった。ほとんどがフランス盤である。アフリカの地に分け入った当時の西洋人もこの音には相当、驚愕したのだろう。この波動はアフリカの、いや人間の音楽のまさにルーツだ。
カメルーンにフィールドワークに出ていた研究者の友人によると、現在のカメルーンで一番人気の歌手は、ピグミーだという。古代エジプトの王宮で楽師として囲われていた民族。その音への高度な感性は半端じゃない。
猫を抱いて、ピグミーを聴いていると古代エジプトのお姫様気分。うっかりのめりこんで聴くと、あまりのディープさに脳髄がやられる〜。
ピグミーにはまっていた頃は、これ以上、どんな音があるというのだ!まさにこれが根源!ここまで行き着いてしまったら、聴くべき音楽はない!と思った。それ以来、音難民気味である。
この後に控えているのはジャズ。しかしまだジャジーな大人になりきれずで。先日、ブルーノートデビューを果たしたものの、まだジャズのツボどころにははまりきれずなのだ。特にフリージャズなんかはな〜。
この間の美容院で久々に「vogue」を読み込んでいたら、な、な、なんと近所に住む知り合いのジャズミュージシャンが紹介されていた。すごいにゃ〜。びっくりだ。まず、このあたりを聴いてみるか。

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