物欲炸裂

2004年8月23日 写真
このところガッツリ仕事をした。やっと時間ができたので、散らかった部屋を掃除し、ジャングルと化した庭の手入れをし、たまった洗濯物を洗えばいいんですが、カメラを手にお散歩。道楽者ですので。
最近の相棒は目下SX-70。このカメラを手にして、撮影枚数はやっと30枚を超えたところ。フィルムが高いのでシャッターボタンを押すのに躊躇してしまっていたのだが、慣れてきたせいかフッと思い切る瞬間が増えてきた。
そうすると面白い。目の前の景色がガランと変わる。見慣れた近所の西友までの道も、旅先でのお散歩のよう。
公園の花、道端の雑草、空のゆらぎ。全部撮りたい。太陽は何処?ヒカリは何処?
SXは晴れか曇りの日の昼間しか撮影できない。SXやHOLGA、ピンホールを使用するようになって、光の位置に神経を注ぐようになったのは大きな収穫。
SXで撮影した景色は、ココではない何処かになる。慣れた風景ほど、その違いがはっきりする。鮮やかなついさっきの刹那が、懐かしい記憶の色に染まり、もう2度とない遠い過去となる。
友達はSXの色合いは、へこんでるときに観ると、さらにへこみそう…と評していた。そう、なんだか寂しく切ないイロに染まるんだよね。私の撮り方がまた、それを助長しているのかもしれないけど。
お散歩から帰り、ピンホール、HOLGA、LOMOで今までに撮影した写真の整理をした。写真を並べて思った。このカメラ達の世界に出会えてよかった!写真イコール一眼レフ、ビビットな画素数の多いデジカメ!という観念から離れることができなければ、こんなに写真を楽しめなかった。
しかし…、やはり悩みはフィルム代。デジカメはその点、かなり魅力的である。
そこで、最近の仕事の成果を注ぎ込むことにしました!デジカメのLOMO?ともいわれているらしいローライのデジカメを注文しましたっ。とはいえ納期は2ヶ月。実際に手にするのはもう紅葉の頃。ちょうど寒い季節に向かい、ポラがしんどくなる気温の頃のお供になるかな。首からローライかけて、カバンの中にはSXかLOMOかHOLGA、というラインナップになりそうです。
そろそろサイトに写真をUPしたいので、このBLOGから卒業しようかと思案中。

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