沖縄の魔法

2004年6月14日
去年の沖縄・久高島一人旅で出会った友達の作品を観にギャラリーへ。
彼女とは、エネルギーに満ち満ちた久高島の祭りの日に遭遇した。すこしコトバを交わしただけで、彼女の存在は私の中にあっという間に棲みついた。とても魅力的な彼女の表現するカタチに触れたいとずっと思っていた。
彼女はあれから、コザに移住したという。あの奇跡の南の島でインスパイアされ産まれたというカタチは、不思議なパワーを孕んでいて浮遊している私に、やわらかく入ってきた。
彼女のという奇跡とのめぐりあいは、沖縄の魔法。
日常に埋没して、忘れていた沖縄への想いに包まれてしまった。
沖縄の魔法。
私はもう何度沖縄に行ったか数え切れない。旅の度に、宝物を手に家に戻った。大好きな友達もたくさんできた。
竹富島でであった、素敵な絵を描くきれいな瞳の彼女。
波照間島でであった、鮮やかに街を生きる彼女。
島での数日の出会いが、もう10年以上の深いつきあいになる。
あの大気のなかを一緒に泳いだつながりは、決して途絶えることは無い。あの場所へは、なかなかたどりつけないのだから。
そして、区切りとして出かけた昨年の旅。また、「奇跡の存在」とのいい出会いがあった。
その魔法との再会は、ちょっぴり強すぎるくらいの刺激。

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