水辺の夢をみた。
粉雪に埋め尽くされた真っ白な土手を滑り降り、そこに流れる水に手をつける。
うごめく水の感触。
インドのガンジスの上流、ビートルズがヨガの修行をしていたリシケシの風景のトーンと似ていた。
目覚めて、思った。
水が足りない。とうとうと流れる水。よせてはかえし揺らぐ水。
たくさんの水をみたい、という衝動が湧いてきた。
海。海に行ってないな。
病気だったとき、ある神主さんから私への託宣を賜った。
その中に「水辺は避けるように」というのがあった。
それ以来、なんとなしに山の方へ意識が向いていたような気がする。
折り返して、いまはミズ。
そんな気持ちに比例して、今日も雨。雨音が心地いい。
お休みなので、お家でにゃんことのんびり。
トラはいつも、私の傍でとぐろを巻いている。
PCをしていると机に乗ってきて、ノート型の画面の後ろの影の空間にはさまって寝る。画面の横から三角耳を出し、液晶をみつめる私の視野の端に入りちょこっと主張する。
長時間PCに向かっていて、その存在を忘れた頃、ふとみるとトラはそのままの位置でひっくりかえって口を開けて寝ている。たまらなく愛しい〜。2台のカメラでその姿を飽きるまで撮影。
こんな具合で、私が机に向かうと、何してるの?とやってきてはそばに陣取ってテキトウに遊んでいる。
たいそうにかわいい。けれど、問題もある。
私が、書の筆を持つときだ。トラはちょうど、半紙おさえた文鎮の向かい側に陣取る。体制を低くして構えのポーズ。視点は筆に固定。墨をふくむ動きをじっと見ていて、いざ紙に書き始めた瞬間、筆先にパーンチ!
げっ〜〜〜。紙はぐちゃぐちゃ。ピンクの肉球は…。
あわててトラの手をガシッとつかんで、墨をぬぐう。この肉球で家の中を歩き回られたら、たまったもんじゃない。
さて、気を取り直していざ入魂の一筆、その瞬間、これまた入魂の猫パンチ!
ああ〜、とても大筆なんてやってられない〜。大筆の先なんて、まさにねこじゃらしだもんな…。
書の練習はやむなく中止。面相筆に持ち替え、猫パンチを牽制しながら絵の続きにとりかかる。
面相の細筆先では、獲物としては小さすぎてつまらないらしくあまり興味を示さない。でもここで安堵してはならない。過去に何度、絵に夢中になっているときに、ボディアタックされ、あああ〜となったことか!
それでも、かわいくてかわいくて、本当にかわいくてたまらないのです。
そうそう、この子達と離れるのが嫌で、遠くの海に行ってなかったのだな…。
しばらくは夢の中で、泳いでいよう。
粉雪に埋め尽くされた真っ白な土手を滑り降り、そこに流れる水に手をつける。
うごめく水の感触。
インドのガンジスの上流、ビートルズがヨガの修行をしていたリシケシの風景のトーンと似ていた。
目覚めて、思った。
水が足りない。とうとうと流れる水。よせてはかえし揺らぐ水。
たくさんの水をみたい、という衝動が湧いてきた。
海。海に行ってないな。
病気だったとき、ある神主さんから私への託宣を賜った。
その中に「水辺は避けるように」というのがあった。
それ以来、なんとなしに山の方へ意識が向いていたような気がする。
折り返して、いまはミズ。
そんな気持ちに比例して、今日も雨。雨音が心地いい。
お休みなので、お家でにゃんことのんびり。
トラはいつも、私の傍でとぐろを巻いている。
PCをしていると机に乗ってきて、ノート型の画面の後ろの影の空間にはさまって寝る。画面の横から三角耳を出し、液晶をみつめる私の視野の端に入りちょこっと主張する。
長時間PCに向かっていて、その存在を忘れた頃、ふとみるとトラはそのままの位置でひっくりかえって口を開けて寝ている。たまらなく愛しい〜。2台のカメラでその姿を飽きるまで撮影。
こんな具合で、私が机に向かうと、何してるの?とやってきてはそばに陣取ってテキトウに遊んでいる。
たいそうにかわいい。けれど、問題もある。
私が、書の筆を持つときだ。トラはちょうど、半紙おさえた文鎮の向かい側に陣取る。体制を低くして構えのポーズ。視点は筆に固定。墨をふくむ動きをじっと見ていて、いざ紙に書き始めた瞬間、筆先にパーンチ!
げっ〜〜〜。紙はぐちゃぐちゃ。ピンクの肉球は…。
あわててトラの手をガシッとつかんで、墨をぬぐう。この肉球で家の中を歩き回られたら、たまったもんじゃない。
さて、気を取り直していざ入魂の一筆、その瞬間、これまた入魂の猫パンチ!
ああ〜、とても大筆なんてやってられない〜。大筆の先なんて、まさにねこじゃらしだもんな…。
書の練習はやむなく中止。面相筆に持ち替え、猫パンチを牽制しながら絵の続きにとりかかる。
面相の細筆先では、獲物としては小さすぎてつまらないらしくあまり興味を示さない。でもここで安堵してはならない。過去に何度、絵に夢中になっているときに、ボディアタックされ、あああ〜となったことか!
それでも、かわいくてかわいくて、本当にかわいくてたまらないのです。
そうそう、この子達と離れるのが嫌で、遠くの海に行ってなかったのだな…。
しばらくは夢の中で、泳いでいよう。
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